いつものよーに病院へ。
治療のあと、いつもは診察があるんだけど今日は担当のK先生が休みだから、薬だけもらおうと受付へ行った。
廊下ではヒゲのおにーさんが看護婦さんとおしゃべり中。
ヒゲのおにーさんは白衣だったので、きっと療法士さんかなんか。ここってリハビリテーションとかもあったもんなぁ。
とか思いつつ、私は保険証を受付へ。
そしたら、受付のお姉さん
「院長先生の診察受けてください」
とな。
えっ、薬くれるだけでいいのにぃ。
あたし、なんか不良患者だと思われてんのかしら?
(↑妄想。しかも校長先生と院長先生を勘違いしている様子)

そういやK先生も「(自分のいない間は)心配なことがあったら院長先生に診てもらってくださいね」
って言ってたもんなー……。
でも院長先生ってアンタ、予約もしないでそんな人に診てもらうのって何時間待つのかしら……。
途方にくれていると、ものの10分くらいで、
お呼びがかかった。

綾小路薫子さーん。のん気な声に呼ばれて診察室へ行くと、
さっきのヒゲあんちゃんが座っていた。
ええっ、アナタ療法士じゃなかったの!?
「ハイハイ、どうぞ座ってー。待たせちゃってごめんねー」

……それより驚かせてごめんねーと言ってくれ。

「吐き気はどうですかー 」
「はい、もうほとんどなくなりました」
「いいネ!」
金髪にする気か。
「今日はどうしたの」
「薬がなくなっちゃうんで……」
「あー、不安になっちゃったのね、ハイハイじゃだしときましょう。ええと、何錠いる?」
患者に聞くんかい。
「えー、じゃ、10錠」
「はい、じゃあ○○を10錠ねー。△△と□□は? 」
「あー、それは良くなったんで飲んでません。 ちゃんと飲んだほうが良かったですか?」

「イイね! あ、イイねじゃわかんないか。飲まなくてもいいと思いますよ。結構結構。」
「気分は?」
「あんまりよくないです」
「うーん、まぁ、それもしょうがないね。ぼちぼちだね」
「はぁ……」

ニカッと笑い、カルテにさらさらと書き込む。
「次回はK先生だよねー。24日ね。なんかあったら電話してねー」

友達かっ。

それでも気分が楽になったのは事実。
世の中いろんな医者がいるもんだ……。



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