CROW
2002年1月8日行ってきました。CROW in ON AIR EAST。
ぎゃー。なにーこの人たち、マジで!?ヤバイよー!?
これが今日の感想です。
ヤバイです。
だって上領亘とYUKIHIROのツインドラムなんだよ!?
2つのドラムセットの間に、3Dで3人目が見えてくるかと思ったよ。
というわけで、鉄はアツいうちに時系列にそってUP。
acid androidのあったclub aisiaの前を通って、EASTにむかう。
ロッカーの前で順ちょちゃんに合流。チケットをもらう。
がしがし上着を脱いでロッカーに放り込み、会場へ。
ステージは、かなり観客に近い。当然ドラムセットが二つ並んでる。私とASと順ちょちゃんは、ドラムセットをまず観察。
上領さんのセットをみて、タイコの多さにあー、こっちがゆっきーかな、と思い込むが、よく見ると、いつもとハイハットの場所が違う。それ以上に不思議な位置にタムがある。
あ。バスドラにYAMAHAって書いてある。(しかもYAMAHA WATARU KAMIRYOって書いてあった)
だめじゃーん、PEARLはあっちだよー。と言ってYUKIHIROドラムセットの方へ移動。
こんな近くでドラムセット見たことなかったので、それはそれで鑑賞。だって金網ナシなのよ。
20分後くらいにほぼ定刻どおり開演。まずはDJ(コンポーザー?)の白石さん登場。緩めのアンビエントが場内を揺らす。
つづいてドラマーお二人が登場。
二人が椅子について、期待の高まる中、ツインドラムの1打目。響く音と共に、視界がちょっとスローモーション入った。
なんか、これが二人のあるべき姿、みたいに。
私は音楽詳しくないので、うまく説明できないんだけど、
曲(っていうのかな)はけっこう打ち込みが多いかんじ。
ジャンルもわからないです。いっちゃえば、ドラミンベースなんだろうけど。
トランスのようでもあり、ロックのようでもあり。
上領さんはヘッドフォンとインカムをつけて、服はシャツ。どこかの司令官のようです。
YUKIHIROは、上を後ろに結って前髪をバンダナのようなもので上げてました。服はパーカ。ラフな感じです。
でも前回acid android2でうけた印象よりも、ちょっと硬派な感じがしたのはどうしてかな。
ドラムを叩く時と叩かない時できっと分けてるんでしょうね。(前髪うっとうしいとか)
二人はきっと、同質のものでありながら、まったく異質なものに見えました。
上領さんが静ならYUKIHIROが動。なんでかな。でもそう見えたんですよ。
リズムの刻み方も、YUKIHIROはけっこう前後に揺れてとったりするんだけど、上領さんはかすかにうなずいてるだけだったり。
シンバル叩いた後、YUKIHIROはすっと身を引くんだけど(そんなとこばっか見てる人)、上領さんはぜんぜん動かないし。
でもときどき双子みたいにそっくりに見えたり。
二人とも、千手観音みたいに手が早くて見えないし……。
常日ごろ、YUKIHIROのドラムはマシンみたいだと思ってましたが、それ以上にマシンな上領さんって……。
普通、人間じゃこんなことできないだろう!って思うんだけど、でも当然、マシンにもこんなことできないわけですね。
それと、こうやって並べて見ると、YUKIHIROのドラムの叩き方は確かにロックな人っぽい。普段YUKIHIRO一人しか見てないときには気がつかないことです。
私が見てたかぎり、この二人はタイコを見てるか目をつぶってるかで、観客の方とかはほぼ見てませんでした。
それもなんかストイックなかんじでしたが、ちょろっとお互いに笑い合ってたりもしました。
なんだなんだ、二人の世界かー!?観客おいてけぼりかー!?
とは思いませんでしたが。(いや、ちょっと思った)
難しそうな叩き方の時ほど、二人ともうれしそうに叩いているように見えました。
すごい難関そうなコンボ(?)を終えて、最後にシンバルたたくときに、タメの部分で、上領さんがクワッと笑ったように見えたんだけど、
見てたこっちは、悪魔の嬌笑に見えてしかたありませんでした。あら?壊れちゃった?(マシンが)ってな感じで。
気のせいだと思いますが。
YUKIHIROが笑ってもそうは思わないんですけどね。なぜでしょうね。
あ、でも挨拶の時にYUKIHIROがミネラルウォーターを飲んでるのを見たときは、「あっ、オイルさしてる!」とは思いましたけどね。
観客席の私の方は、中休みを置いた後あたりから、ぐーんとうねりはじめて、音楽に身をゆだねてしまうと、ドラム云々の前に、
すごく気持ちがいいというわけで、しばらくトランス状態に。
照明がドラムセットを跳ね返す光に目を細めたり、正面と両脇にあるモニタ(映像も演出されてたので)も眺めつつ、再び深いトランスにおちていったりして、音を満喫。
リズムにゆがみがないと、音が体内にすとんとおちてゆくのかなぁ。ここで、シンバルの音がほしいって思うときに、音が入ったりするんだよね……。
きっとそういうのって、原始的なリズムかつ、すごく計算されてるんだろうなぁ。
音が止んで、目をあけてステージ見ると、
また1打目に感じたスローモーションみたいに、タメの姿勢からスティックを振りかざすYUKIHIROが見えました。
そういうときの、時が止まるような感じが、すごく良かった。
そんなわけで、なんか時間の感覚が麻痺してて、永遠にこの曲聴いてそうだなぁと思ったりしました。
曲がつながってるため、MCとか挨拶とかないままどんどんライブは進行し、
観客の私達はひたすら魂抜かれておりました。
なんだ、これ?ヤバイぞ!?って。
思ったときには、なんかもう遅かった。
完全にとりこまれてた。
でも、終わりがないと思ったライブにも、ちゃんと終わりがやってきて。
意外な上領さんトーク炸裂にすっごいびっくりしました。さっきのストイックかつ悪魔の嬌笑のイメージはどこへ行ったんだぁっ!?
という疑問も遠くの方へおしやるくらい、とってもいいライブでした。
めったにない音楽に触れる機会でもあったしね。
というか、ホントにこのツインドラムは稀有な体験だったかもしれない。
というわけで、めずらしくライブレポしたのでした。
ぎゃー。なにーこの人たち、マジで!?ヤバイよー!?
これが今日の感想です。
ヤバイです。
だって上領亘とYUKIHIROのツインドラムなんだよ!?
2つのドラムセットの間に、3Dで3人目が見えてくるかと思ったよ。
というわけで、鉄はアツいうちに時系列にそってUP。
acid androidのあったclub aisiaの前を通って、EASTにむかう。
ロッカーの前で順ちょちゃんに合流。チケットをもらう。
がしがし上着を脱いでロッカーに放り込み、会場へ。
ステージは、かなり観客に近い。当然ドラムセットが二つ並んでる。私とASと順ちょちゃんは、ドラムセットをまず観察。
上領さんのセットをみて、タイコの多さにあー、こっちがゆっきーかな、と思い込むが、よく見ると、いつもとハイハットの場所が違う。それ以上に不思議な位置にタムがある。
あ。バスドラにYAMAHAって書いてある。(しかもYAMAHA WATARU KAMIRYOって書いてあった)
だめじゃーん、PEARLはあっちだよー。と言ってYUKIHIROドラムセットの方へ移動。
こんな近くでドラムセット見たことなかったので、それはそれで鑑賞。だって金網ナシなのよ。
20分後くらいにほぼ定刻どおり開演。まずはDJ(コンポーザー?)の白石さん登場。緩めのアンビエントが場内を揺らす。
つづいてドラマーお二人が登場。
二人が椅子について、期待の高まる中、ツインドラムの1打目。響く音と共に、視界がちょっとスローモーション入った。
なんか、これが二人のあるべき姿、みたいに。
私は音楽詳しくないので、うまく説明できないんだけど、
曲(っていうのかな)はけっこう打ち込みが多いかんじ。
ジャンルもわからないです。いっちゃえば、ドラミンベースなんだろうけど。
トランスのようでもあり、ロックのようでもあり。
上領さんはヘッドフォンとインカムをつけて、服はシャツ。どこかの司令官のようです。
YUKIHIROは、上を後ろに結って前髪をバンダナのようなもので上げてました。服はパーカ。ラフな感じです。
でも前回acid android2でうけた印象よりも、ちょっと硬派な感じがしたのはどうしてかな。
ドラムを叩く時と叩かない時できっと分けてるんでしょうね。(前髪うっとうしいとか)
二人はきっと、同質のものでありながら、まったく異質なものに見えました。
上領さんが静ならYUKIHIROが動。なんでかな。でもそう見えたんですよ。
リズムの刻み方も、YUKIHIROはけっこう前後に揺れてとったりするんだけど、上領さんはかすかにうなずいてるだけだったり。
シンバル叩いた後、YUKIHIROはすっと身を引くんだけど(そんなとこばっか見てる人)、上領さんはぜんぜん動かないし。
でもときどき双子みたいにそっくりに見えたり。
二人とも、千手観音みたいに手が早くて見えないし……。
常日ごろ、YUKIHIROのドラムはマシンみたいだと思ってましたが、それ以上にマシンな上領さんって……。
普通、人間じゃこんなことできないだろう!って思うんだけど、でも当然、マシンにもこんなことできないわけですね。
それと、こうやって並べて見ると、YUKIHIROのドラムの叩き方は確かにロックな人っぽい。普段YUKIHIRO一人しか見てないときには気がつかないことです。
私が見てたかぎり、この二人はタイコを見てるか目をつぶってるかで、観客の方とかはほぼ見てませんでした。
それもなんかストイックなかんじでしたが、ちょろっとお互いに笑い合ってたりもしました。
なんだなんだ、二人の世界かー!?観客おいてけぼりかー!?
とは思いませんでしたが。(いや、ちょっと思った)
難しそうな叩き方の時ほど、二人ともうれしそうに叩いているように見えました。
すごい難関そうなコンボ(?)を終えて、最後にシンバルたたくときに、タメの部分で、上領さんがクワッと笑ったように見えたんだけど、
見てたこっちは、悪魔の嬌笑に見えてしかたありませんでした。あら?壊れちゃった?(マシンが)ってな感じで。
気のせいだと思いますが。
YUKIHIROが笑ってもそうは思わないんですけどね。なぜでしょうね。
あ、でも挨拶の時にYUKIHIROがミネラルウォーターを飲んでるのを見たときは、「あっ、オイルさしてる!」とは思いましたけどね。
観客席の私の方は、中休みを置いた後あたりから、ぐーんとうねりはじめて、音楽に身をゆだねてしまうと、ドラム云々の前に、
すごく気持ちがいいというわけで、しばらくトランス状態に。
照明がドラムセットを跳ね返す光に目を細めたり、正面と両脇にあるモニタ(映像も演出されてたので)も眺めつつ、再び深いトランスにおちていったりして、音を満喫。
リズムにゆがみがないと、音が体内にすとんとおちてゆくのかなぁ。ここで、シンバルの音がほしいって思うときに、音が入ったりするんだよね……。
きっとそういうのって、原始的なリズムかつ、すごく計算されてるんだろうなぁ。
音が止んで、目をあけてステージ見ると、
また1打目に感じたスローモーションみたいに、タメの姿勢からスティックを振りかざすYUKIHIROが見えました。
そういうときの、時が止まるような感じが、すごく良かった。
そんなわけで、なんか時間の感覚が麻痺してて、永遠にこの曲聴いてそうだなぁと思ったりしました。
曲がつながってるため、MCとか挨拶とかないままどんどんライブは進行し、
観客の私達はひたすら魂抜かれておりました。
なんだ、これ?ヤバイぞ!?って。
思ったときには、なんかもう遅かった。
完全にとりこまれてた。
でも、終わりがないと思ったライブにも、ちゃんと終わりがやってきて。
意外な上領さんトーク炸裂にすっごいびっくりしました。さっきのストイックかつ悪魔の嬌笑のイメージはどこへ行ったんだぁっ!?
という疑問も遠くの方へおしやるくらい、とってもいいライブでした。
めったにない音楽に触れる機会でもあったしね。
というか、ホントにこのツインドラムは稀有な体験だったかもしれない。
というわけで、めずらしくライブレポしたのでした。
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