函館#3

2001年12月23日
昨日のボードで胃の中がシャッフルされたらしく、食欲のない朝をむかえた私は、
観光にゆくみんなを見送って、一人でゆっくりチェックアウト。近くのプリンスホテルまで歩いていって、ロビーで爆睡していると、かんちゃんから電話が。

そう。知る人ぞ知る、あのかんちゃんである!
この日記の中でも、名前の前に冠詞のつく人は少ないと思うが、かんちゃんはその少ない人の一人である。
かんちゃんは仕事で函館に住んでいるのである。
念のためアポを取っておいたら、この日に函館を案内してくれるとゆーので、私はみんなと別れてソロ活動していたのである。

かんちゃんは、かなり目立つ横浜ナンバーで現れた。しかし薄着。やはり寒さに強くなってるらしい。
まずは、石川啄木の墓を見て、たちまち岬へ。寒すぎてたっていられない。自殺の名所らしいが、寒くて誤って落ちてしまった人もいるかもしれない。
墓地の門をくぐったところで、足を滑らせてこける。おかげで指のつめが割れた。自殺した人ののろいかもしれない。門ってところが結界ぽくてちょっと笑えない。
その後、西部地区とやらへゆき、中に入れる建築物をほとんど見学させてもらう。
北方民族資料館で、学芸員に気に入られぜんぶ解説してもらう。おっさんキラー健在。
それから、一本木関所や、碧血碑を見学。としぞぉぉぉ〜。私の知識は司馬遼太郎の「燃えよ剣」でとまっているので、旧幕びいきなめぐりかたをする。

 お昼は、グレイのじろーちゃん大好き「ラッキーピエロ」でハンバーガーを食べる。
この店がわけわかんなくて、一年中クリスマス。たまたまシーズンが一致してたからいいようなものの、夏にきたらかなり目にウルサイとみた。
じろーちゃん大好き「春巻」も食べた。あー、和歌山にもいくべきだね!和歌山にもね!!
ちなみにここのコーヒーは140円で、スタバのトールサイズ以上。飲みきれんちゅーに。

その後、トラピスチヌ修道院へ。
これは、学生の時の恩師がここの出身で、ぜひ一度訪れてみたかったから。
4時半に閉門とガイドに書いてあり、時計をみたら、すでに4時、しかし車は渋滞で前にすすまず、
あせるかんちゃんと私。
四時半ジャストに門につくが、鼻先で門はぴしゃりとしまった。一分もよゆーはくれないらしい。さすが戒律の厳しいトラピスチヌ。
意味もなく周囲をぐるぐる回り、今回五稜郭もトラピスチヌも観れなかったとゆーことは、また来いってことかなぁ、と自分を納得させて空港へ送ってもらうことに。

かんちゃんは、私の高校の同級生で当然出身は関東の人である。
「ひとりはどう? 」
とたずねると、
「自分でもなんで函館なのかな、って思ってたんだけどね……、最近ひょっとしてひとりになりたかったのかな、って思うようになった。でもやっぱりさびしいかな」
とのこと。
相変わらずマイペースな人でした。

帰りの飛行機も爆睡。機内ってなんかガスでもでてるんですかね?

帰宅は22時半ごろ。関東の暖かさにびっくりした。これで明日からは半そでで仕事だな。
23時半ごろに、ASがいつものよーにおーちゃんやらだいちゃんやM島さんらと帰宅。
あーのーねー……。
と思いつつも、お土産のクッキーを一緒に食べました。

床で就寝。

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