函館#2

2001年12月22日
そうそう、忘れてた。(いつも忘れちゃうんだけど)
プチトマトが、急病で来てなかった。
旅の前日、
「M社から同じメールがじゃんじゃんくるんですよ〜」
と19時くらいに電話があり、
「私もあなたから、メールが来てこまってますよ〜。ウィルスじゃないですかね〜」
と言ってやったら、電話の向こうで血の気がひく音が聞こえた。(嘘)

急病でこなかったということは、ウィルスがプチトマト本人にも感染したのだろうか?メカプチトマト。♪トマト・トマトとメカトマト♪ううーむ、ケッタイなり。早くワクチンを注入することをオススメする。

さて、
最強ボーダー伝説・薫子なるか必殺ターン。

ありえない時間に起床し、かなりコワレたY岡兄ちゃんのレンタカーでゲレンデヘ。
すでに、タイツ・スパッツ・おしりパッド・シャツ・セーター・フリース・ウエア上下・そして、ホッカイロ・ブーツ用カイロ・マフラー・手袋・ぼうし、
という今までにない(寒さに)最強ボーダーと化した私に向かうところ敵なしといったところ。
実際、そんなに寒くなかった。厚着最高。

ハイビスカス柄のかなりギャルちっくなマイボードに、最強のボーダー姿。雪はさらさらふかふかパウダースノー。樹氷の中を颯爽とすべり降りる、薫子の姿は、かなり最強。これで曲がれればゆーことなし。

曲がれれば。

そう。私はへぼボーダー(略して、ヘボー)。
曲がれないので、いつもまっすぐおちてゆく。
まっすぐ進めるので、一見速くてかっこいいが、いざ曲がりたいときはコケるしか方法がない。いちばんスキーヤーに嫌われるタイプである。
このままでは、いかんと思い、泣いてY岡兄ちゃんとボンちゃんに教えを請う。
跳び箱がとべなかった、過去の屈辱さえもフラッシュバックする中、
初めてすべる〜とかゆってた、たまちゃんが悠々とすべり降りてゆく。
「テメー滑れるんじゃねぇか!」
イタイ裏切りに再び涙し、何百度めかのチャレンジでやっと曲がったとき。

「おじいさぁん、クララがたったわ、クララがたったたった〜!! 」

という拍手と歓声を聴いた。
しかし、
「こ、この後どうすんの〜!?」

反対側に曲がらねばならない事実に、再び転倒。
夜明けは遠いのである。

まぁ、これだけ雪質がよかったのでいい練習になったさ。転んでもあんま痛くないから、ボードはいたまんまでんぐりがえしやら、後転やらいろいろしたけど、本人に怪我はなし。あとでパッドみてたら、パッドが壊れてたけどね……。

今日の目的達成。と兄ちゃんに言われ、最終的には転びすぎでめまいと吐き気を催したので、ロッジで休憩。帰りの車で再び爆睡。本人は病気じゃないかとちょっと心配していたが、単に眠かっただけらしい。
ボードウエアのまま函館山の夜景を観に行った。
おかげで寒くなかった。
最強はやはり最強だった。



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