知恵熱

そういえば、10月10日って統計的にすごく晴れる確率が高いから、体育の日になったんだって、聞いたような気がする。
今日は雨だったね。
もう体育の日じゃないからね……。

　さっき、テレビみてて思い出したんだけど、前にバーミヤンの遺跡（仏像）壊したのって、タリバンかなんかの某原理主義的テロリストでしたね。
　たしか私はそのときかなりショックで、

「んだてめー、自分のところが偶像崇拝しねーからって、遺跡壊していーと思ってんのか、オラ！」

って、しばらく腹が立ってたような気がしたんですが、この腹立たしい気持ちが、宗教戦争などの根源にあるのだろうかと思って、ちょっと考えました。
　愛国心とか、信仰心とか、善悪でははかれないものはどうやったら、いいんでしょうね。
　うまれた時から、それがすべてで、
　父であり母であり、祖国であり、信仰の対象である。
　イデオロギーであり、アイデンティティである。　それはすなわち、自分である。

　私には大事なものが、隣の人にはゴミのようで、そのまた隣の人には、汚らわしいものでさえある。
そういう異文化を理解できなければ、前へ進めないんだよね。
　それをなぜ、否定しあうのか。

　これから先、どんな文化と出会うかわかんないのに、こんなひとつの星の上で滅んでしまう運命なのかな。

そりゃ、シャアだって隕石落としたくもなるだろーよ。

はっ……いかん、少々おぬるが……。（尊い）