午後会社を早退しようと思って、
一生懸命働いてみたが、
金曜日という日は、週で一番忙しい日だったようだ。
すっかり失念していた。
おかげで午後一のつもりが、3時過ぎに早退。
定時までいてもかわらないんじゃないのか?

てなわけで病院いくつもりだったが、行かれず。
予約のみ入れて、家でダレル。
しかし、夜から飲みだったため、
日がおちてから串焼き屋へ。
同僚達と女ばかり8人で大騒ぎ。
めずらしく、ウィスキーを飲んだ。

帰りにゆかりんだと家の前を歩いていたら、
森の向こうに、物騒な人影が見えた。
長ものをふりまわしている、長身の男……。
変質者?
いや、そうではない。
彼が誰なのか、私はすでに気づいてはいた。

歩調をゆるめる私。
気づかないゆかりんだ。

深夜午前0時。
墓場の前で槍を振り回している男といえば、

それはASしかいない。

頼む、隠れてくれ!
願いむなしく、変質者(仮)と私たちの距離はちぢむばかり。

影が立ち止まった。
手を振った。
まごうことなき、ASの姿。
ゆかりんだは人間ができてるので、きちんと挨拶をして帰っていった。

警察に職務質問される前に、
都市伝説にならないことを祈る。



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