深夜零時に槍をふりまわす男
2001年9月28日午後会社を早退しようと思って、
一生懸命働いてみたが、
金曜日という日は、週で一番忙しい日だったようだ。
すっかり失念していた。
おかげで午後一のつもりが、3時過ぎに早退。
定時までいてもかわらないんじゃないのか?
てなわけで病院いくつもりだったが、行かれず。
予約のみ入れて、家でダレル。
しかし、夜から飲みだったため、
日がおちてから串焼き屋へ。
同僚達と女ばかり8人で大騒ぎ。
めずらしく、ウィスキーを飲んだ。
帰りにゆかりんだと家の前を歩いていたら、
森の向こうに、物騒な人影が見えた。
長ものをふりまわしている、長身の男……。
変質者?
いや、そうではない。
彼が誰なのか、私はすでに気づいてはいた。
歩調をゆるめる私。
気づかないゆかりんだ。
深夜午前0時。
墓場の前で槍を振り回している男といえば、
それはASしかいない。
頼む、隠れてくれ!
願いむなしく、変質者(仮)と私たちの距離はちぢむばかり。
影が立ち止まった。
手を振った。
まごうことなき、ASの姿。
ゆかりんだは人間ができてるので、きちんと挨拶をして帰っていった。
警察に職務質問される前に、
都市伝説にならないことを祈る。
一生懸命働いてみたが、
金曜日という日は、週で一番忙しい日だったようだ。
すっかり失念していた。
おかげで午後一のつもりが、3時過ぎに早退。
定時までいてもかわらないんじゃないのか?
てなわけで病院いくつもりだったが、行かれず。
予約のみ入れて、家でダレル。
しかし、夜から飲みだったため、
日がおちてから串焼き屋へ。
同僚達と女ばかり8人で大騒ぎ。
めずらしく、ウィスキーを飲んだ。
帰りにゆかりんだと家の前を歩いていたら、
森の向こうに、物騒な人影が見えた。
長ものをふりまわしている、長身の男……。
変質者?
いや、そうではない。
彼が誰なのか、私はすでに気づいてはいた。
歩調をゆるめる私。
気づかないゆかりんだ。
深夜午前0時。
墓場の前で槍を振り回している男といえば、
それはASしかいない。
頼む、隠れてくれ!
願いむなしく、変質者(仮)と私たちの距離はちぢむばかり。
影が立ち止まった。
手を振った。
まごうことなき、ASの姿。
ゆかりんだは人間ができてるので、きちんと挨拶をして帰っていった。
警察に職務質問される前に、
都市伝説にならないことを祈る。
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